4月になりました\(^o^)/

春、新しい環境の変化で、過剰なストレスを慢性的に抱える人が増えます。

日本人の場合、そのストレスが胃にあらわれる人が多く、消化不良のトラブルが増えます。とくに細かい神経を使う仕事をしていると、胃が痛みやすいとされます。

神経を使えば使うほど、内臓にいくべきエネルギーが頭に上昇してしまい、「脾胃」(ひい)に流れるエネルギーの道が閉ざされるからです。

脾胃とは、東洋医学では胃腸・膵臓・肝臓・胆嚢・小腸などの消化器系の臓器のことを指します。口から摂取した食べ物から栄養を吸収し、それを気エネルギーへと変え、全身にめぐらせる。それが、脾胃の役割です。

脾胃のバランスを保つうえでカギとなる考え方が、水昇火降(すいしょうかこう)です。水昇火降とは、腎臓の「水」のエネルギーが上昇し、心臓の「火」のエネルギーが下降する状態です。この状態が保てれば、脳がスッキリして、下半身がポカポカとなり、脾胃の働きも活発でいられます。

ストレスがたまり、体の緊張が続くと、火のエネルギーが頭に昇ったままになり、降りてこなくなります。いわゆる「頭に血がのぼった」状態です。脳がボーッとして機能が低下する一方で、下半身が冷えて、脾胃が硬くなります。とくに春になると、気温の差が激しくなるため、「水昇火降」ができない人が増え、心身のトラブルを招きやすくなります。

イルチブレインヨガの「上体ねじり体操」は、水昇火降へと導き、脾胃を活性化するためにぴったりのエクササイズです。上体をねじることで消化器系の臓器を刺激し、さらに上体を折り曲げることでエネルギーのめぐりをスムーズにしていきます。消化不良の改善にもぴったりの体操です。

是非お試しくださいね!