呼吸は普段何気なくしているものですが、現代人はストレスや疲れの影響でどうしても呼吸が浅くなりがちです。
呼吸が浅いと、体内の老廃物が十分に排出されず、新鮮な酸素を取り込みにくくなります。体の上の方だけで呼吸してしまうので、力も入りやすく、姿勢も悪くなってきてしまいます。
昔、仙道の世界には、「調息」といって呼吸を整えるトレーニングがありました。
調息によって体と心を鍛え、心を鎮める術を身に着けていたのです。生命エネルギーは呼吸を通じて私たちの体を出入りするので、私たちは呼吸を調節することでエネルギーの流れや強弱をコントロールできます。エネルギーを制御できれば、考えや感情を意図したとおりに扱えるようになります。
イルチブレインヨガの呼吸法(ヘンゴン)は、息をするという感覚を目覚めさせ、全身のエネルギー循環のリズムを回復させていきます。
それによって、エネルギーを丹田に集めていきます。丹田力がアップすると、脳波が安定し、自律神経のバランスが整えられます。明るく肯定的になれます。
呼吸を深くするために大切なのが、腸です。
イルチブレインヨガの呼吸法は、腸をほぐすことからはじめていきます。
難しいポーズはありません。
呼吸が浅いと感じている方、ぜひ一度イルチブレインヨガのヘンゴン呼吸法、試してみませんか?(^^)