心理状態は、その人の姿勢に影響すると言われます。
自信のあるときは、胸を張り、腰がしなやかに立ち、
アキレス腱がよく伸びる姿勢を保つことができます。
イライラしている状態のときは、みぞおちと首が固くなり、両肩または片方の肩があがっています。
また、不平不満のあるときは、背中が盛りあがり左右どちらかの肩があがり、
アゴが前に出てきやすいとされます。
考えこんでいるときは、重心が上にあがって首が硬くなり、眼に力が入っています。
昔から、「馬子にも衣装」といわれていますが、
これは、すばらしい衣服を着ているという気分が、無意識のうちにその人の姿勢と心に反映され、
姿勢がよくなってシャキッとしていることをいったことばです。
ひとりひとりの姿勢を観察してみると、さまざまな偏りをもっていることがわかります。
だれひとりとして完璧にバランスのとれた姿勢をしている人はいない、といっても過言ではありません。
首が左右のどちらかに傾いていたり、肩の左右がふぞろいであったり、
腰がねじれていたり片方の手足が短かったり、長かったり、
背中が盛りあがっていたり、お尻の肉の位置がふぞろいであったり・・・などです。
こうしたアンバランスを意識することで、姿勢を正しくするための近道が見えてくるでしょう。
身体と心は繋がっています。
心のクセを整えていくと、カラダも心も自然と一緒に整っていきます。
へそヒーリングで自らの体と対話すれば、自分自身の体を感じやすくなり、姿勢の歪みにも気づきやすくなります。
東洋医学と脳科学のヨガ、イルチブレインヨガ横浜スタジオでした。
良い週末をお過ごしくださいませ。